【徹底解析】新党みらいとAI政治の罠
デジタル・デモクラシーの美名に隠された「国家不在」の正体
2024年衆議院選挙。突如として現れた「新党みらい」の躍進は、日本の政治史における「奇跡」と呼ぶべきか、あるいは「精巧に仕組まれたデマゴーグ」の結果か。わずか2085名の党員で381万票を獲得し、11議席をもぎ取ったその力学を、我々は冷徹に分析しなければならない。
1. 安野貴博と「松尾ゼミ」のミッシングリンク
新党みらいの代表、安野貴博氏。東大工学部、松尾豊ゼミ出身という経歴は、一見すれば輝かしいエリートのそれである。しかし、宮崎正弘氏が指摘するように、松尾教授は国家の中枢戦略に深く関与するAI戦略会議の座長であり、ソフトバンクグループの社外取締役でもある。ここに見えるのは、純粋な政治運動ではなく、「資本とテクノロジーが政治をハックする」という強烈な意図である。
「東大院生15,000名のうち、5,200名が外国人。そのうち3,700名が中国人である」
この数字が示す意味は重い。日本の税金で賄われる医療費を享受する外国人留学生。その背景にある「中国コネクション」の噂が、単なる陰謀論で片付けられないのは、新党みらいが掲げる「デジタル・デモクラシー」が、国家という枠組みを極めて軽視しているからに他ならない。
2. デジタル・アナーキズム:国家なき統治
「みらい」が触れない国家の根幹
- 憲法改正への沈黙
- 防衛力強化の具体的欠如
- 皇位継承問題の回避
- 移民・尖閣問題への曖昧さ
彼らが叫ぶのは「消費税より社会保障費の減額」という極めて限定的な、かつ特定の世代を分断しかねない合理性のみである。国家百年の大計なき政治は、政治ではなく「システムの最適化」に過ぎない。人間を電気信号の集合体として扱うAIにとって、伝統や文化、歴史といった「非合理な重み」は、排除すべきノイズなのだ。
3. 竹中平蔵氏と小池都知事、そして「新自由主義」の再燃
小池百合子都知事が、そしてその背後で竹中平蔵氏が動いているという噂。これが事実であれば、新党みらいの正体は「AIを隠れ蓑にした新自由主義の最終形態」である可能性が高い。既得権益を破壊し、すべてをデータで管理・市場化する。彼らが目指す「デジタル・アナーキズム」は、かつての全共闘が求めた無秩序ではなく、「AIという絶対的な神による全体主義的管理」である。
4. 「AIで政治を変える」の欺瞞
問いに対して「AIで政治を変える」と繰り返す安野氏の態度は、かつてのカルト的な運動を彷彿とさせる。事実関係で物事を見れば、彼が提示しているのは「手続きのデジタル化」であって、「政治的決断の主体」が誰であるかは常に曖昧だ。3歳以降の人間が「着ぐるみの化け物」であるならば、AI政治とは、その化け物たちが被る「最も居心地の良い、しかし中身のない着ぐるみ」を提供することに他ならない。
結論:我々が向き合うべき「闇」
私が感じた恐怖の正体、それは「日本という国が、コード(プログラム)によって解体される」予兆である。民主主義が「数(デジタル)」の暴力に屈し、少数意見がAIのアルゴリズムによって黙殺される時代。新党みらいが掲げる未来は、我々の魂を救う光なのか、それとも歴史という重みを捨て去った後の冷徹な墓場なのか。