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「家族に迷惑をかけたくない」と悩む親へ|79歳が語る“本当の気持ち”と自己肯定感を取り戻す方法

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家族ができる高齢者の自己肯定感向上サポート
  1. 「家族に迷惑をかけたくない」
  2. 「迷惑をかけたくない」の正体
    1. 高齢者が抱える3つの恐怖
      1. ①身体的な不安
      2. ②経済的な不安
      3. ③精神的な罪悪感
      4. 私自身の不安
        1. この不安が、自己肯定感を大きく下げています。
      5. 具体的な悩み:
        1. 理由:
        2. 結果:
        3. でも本心は:
        4. 表面:
        5. 本心:
    2. 「迷惑」と言わせてしまう社会
      1. ①核家族化
      2. ②個人主義
      3. ③介護の負担イメージ
      4. ④高齢者の孤立
    3. 社会との断絶
      1. ①「迷惑」ではなく「当然」
      2. ②具体的な感謝
      3. ③一緒にいたい気持ち
      4. ④Win-Winの関係
        1. 私が息子に言われて救われた言葉
        2. 息子の言葉:
        3. この言葉で:
        4. なぜ救われたのか
          1. ①「迷惑」を否定してくれた
          2. ②具体的な感情を伝えてくれた
          3. ③対等な関係
      5. 「迷惑をかけない」ために親ができること
        1. ①健康管理の徹底
        2. 目的:
        3. ②できることは自分で
          1. 自立の範囲:
        4. ③社会とのつながり維持
          1. 孤立しない工夫:
        5. ④準備と計画
        6. 家族ができる具体的サポート
          1. ①「迷惑」という言葉を使わせない
          2. ②小さな役割を維持
        7. ③将来の不安を一緒に考える
          1. ④定期的な「大切」のメッセージ
        8. 80歳目前の現実
          1. 妻の言葉:
          2. この言葉で:
          3. ①親への恩返しの機会
          4. ②家族の絆の深化
          5. ③子どもへの教育
          6. ④自分の将来への学び
          7. ⑤後悔のない別れ
    4. まとめ「迷惑をかけたくない」の裏にあるもの:
      1. 子どもが伝えるべきこと:
      2. 親ができること:
      3. 家族ができること:
      4. 79歳からのメッセージ:

「家族に迷惑をかけたくない」


リハビリ施設で、何度この言葉を聞いたでしょうか。

79歳、心臓病身体障害者1種1級の私自身も、同じ不安を抱えています。


今日は、この「迷惑をかけたくない」という思いと自己肯定感の
関係について、当事者の視点でお話しします。

「迷惑をかけたくない」の正体

高齢者が抱える3つの恐怖

①身体的な不安

歩けなくなったら
トイレに一人で行けなくなったら
食事が自分でできなくなったら
寝たきりになったら

②経済的な不安

医療費の負担
介護費用
生活費
子どもへの金銭的負担

③精神的な罪悪感


子どもの人生を奪う
子どもの時間を奪う
子どもの自由を奪う
家族の負担になる

私自身の不安

心臓病身体障害者1種1級の私:

 

夜中に考えること:

もし心臓発作で倒れたら
妻一人で対応できるか
子どもたちに迷惑をかけるのでは
寝たきりになったら

この不安が、自己肯定感を大きく下げています。


リハビリ仲間の本音

81歳の佐藤さん(仮名)の話

息子夫婦と同居していますが:

「申し訳なくて、申し訳なくて。

何もできない自分が情けない」

 

具体的な悩み:

階段の上り下りに時間がかかる
食事の準備ができない
トイレまで時間がかかる
夜中に起きると家族を起こしてしまう

 

「いっそ、いなくなった方が家族のためでは?」


この言葉を聞いた時、胸が痛みました。


76歳の鈴木さん(仮名)の話


娘から「一緒に住もう」と言われましたが、断りました。

 

理由:

「娘の人生を犠牲にしたくない」
「孫の教育費が必要な時期」
「娘夫婦の時間を奪いたくない」

 

結果:

一人暮らしを選択し、孤独と向き合っています。

でも本心は:

「一緒に暮らしたい」
「家族と過ごしたい」
「孤独は辛い」
「迷惑」という言葉の重さ
親が「迷惑」と言う時の本当の意味

 

表面:

「迷惑をかけたくない」

本心:

愛されたい
必要とされたい
でも負担になりたくない
拒絶されるのが怖い

「迷惑」と言わせてしまう社会

①核家族化

三世代同居の減少

②個人主義

「自分の人生」重視

③介護の負担イメージ

メディアで語られる大変さ

④高齢者の孤立

社会との断絶


子どもが伝えるべき本当の気持ち

①「迷惑」ではなく「当然」

❌「迷惑じゃないよ」
✅「親の面倒を見るのは当然のこと。今まで育ててくれた恩返しがしたい」

②具体的な感謝

❌「今まで色々ありがとう」(抽象的)
✅「お父さんが働いてくれたおかげで、私は大学に行けた。その恩を返したい」(具体的)

③一緒にいたい気持ち

❌「世話してあげる」(上から目線)
✅「一緒にいたい。お父さんやお母さんと過ごす時間が大切」(対等な関係)

④Win-Winの関係

❌「我慢して面倒を見る」
✅「お父さんがいてくれると、私も安心。子どもたちもおじいちゃんと過ごせて嬉しい」

私が息子に言われて救われた言葉

あの日の会話

心臓の調子が悪く、「迷惑をかけて申し訳ない」と言った時:

息子の言葉:

お父さん、迷惑なんて思ったことないよ。

お父さんが元気でいてくれることが、一番嬉しいんだ。

お父さんがいなくなったら、僕が困る」

この言葉で:

涙が止まらなかった
生きていていいんだと思えた
自己肯定感が回復した
もう少し頑張ろうと思えた

なぜ救われたのか
①「迷惑」を否定してくれた

自分の存在を肯定

②具体的な感情を伝えてくれた


「嬉しい」「困る」という本音

③対等な関係


上下ではなく、お互いに必要

「迷惑をかけない」ために親ができること

①健康管理の徹底


私が実践していること:

毎日の歩行(30分)
薬の管理
定期検診
リハビリ継続
食事管理

目的:


できるだけ自立した生活を維持

②できることは自分で
自立の範囲:

身の回りのこと
簡単な家事
買い物(可能な範囲で)
健康管理

依存しすぎない努力。

 

③社会とのつながり維持
孤立しない工夫:

リハビリ仲間との交流
地域活動参加
ブログ運営
オンラインコミュニティ

家族だけに依存しない。

④準備と計画

いざという時のために:

緊急連絡先の整理
かかりつけ医の情報
延命治療の希望
財産の整理
エンディングノート


準備することで、家族の負担を減らす。

家族ができる具体的サポート
①「迷惑」という言葉を使わせない

親が「迷惑かけて」と言った時:

❌「大丈夫、迷惑じゃないから」(否定のみ)
✅「お父さんがいてくれることが幸せ。迷惑なんて言わないで」(感情+否定)

②小さな役割を維持

できることを見つける:

孫の宿題を見る
料理の一部を手伝う
洗濯物をたたむ
植物の水やり

「役に立っている」実感が自己肯定感を支えます。

③将来の不安を一緒に考える

避けない、話し合う:

「もし〇〇になったら、どうしたい?」
「一緒に考えよう」
「準備しておこう」

不安を共有することで、孤独感が減ります。

④定期的な「大切」のメッセージ

日常的に伝える:

「お父さんがいてくれて嬉しい」
「一緒に過ごせて幸せ」
「長生きしてね」


繰り返し伝えることが重要。


寝たきりへの恐怖と向き合う

80歳目前の現実

リハビリ仲間の多くが言います:


「寝たきりになったら、どうしよう」
「オムツになったら、死にたい」
「人の手を借りる人生なんて」
私も同じ不安を抱えています。

 

でも気づいたこと

妻の言葉:

「寝たきりになっても、あなたはあなた。私はあなたと一緒にいたい」

 

この言葉で:

「できない自分」でも価値がある
愛情は能力に依存しない
存在そのものに意味がある


介護は「負担」だけではない
子世代に知ってほしいこと


親の介護を通じて得られるもの:

①親への恩返しの機会

育ててもらった恩を返せる

②家族の絆の深化

困難を共有することで深まる絆

③子どもへの教育

親を大切にする姿を見せる

④自分の将来への学び

いつか自分も同じ道を歩む

⑤後悔のない別れ

「あの時、もっと」という後悔を減らす
リハビリ仲間の息子さんの言葉

父親の介護を3年間した50代男性:

大変だったけど、後悔はない。

むしろ、父との最後の時間を大切にできて良かった。

子どもたちも、おじいちゃんを大切にすることを学んだ」

まとめ「迷惑をかけたくない」の裏にあるもの:


愛されたい
必要とされたい
でも負担になりたくない
拒絶が怖い

子どもが伝えるべきこと:

「迷惑」ではなく「当然」
具体的な感謝
一緒にいたい気持ち
Win-Winの関係

親ができること:

健康管理
できる範囲での自立
社会とのつながり
準備と計画

家族ができること:

「迷惑」という言葉を使わせない
小さな役割の維持
不安を一緒に考える
定期的な「大切」のメッセージ

79歳からのメッセージ:

「迷惑をかけたくない」と思う親の心は、愛情の裏返しです。
「一緒にいたい」という言葉が、どれほど救いになるか。
次回は「失敗を恐れない環境作り」についてお伝えします。

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