

オーストラリアの発表内容(8月11日:国連総会で正式にパレスチナ国家を承認)
オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、
2025年9月の国連総会を舞台にパレスチナ国家を正式に
承認すると発表しました。
この承認には以下のような前提条件が含まれます:
パレスチナ自治政府による、ハマス排除
ガザの非軍事化
総選挙の実施。
アルバニージー首相は、これを「人類の希望」と表現し、中東和平と
停戦への追い風を意図した措置であると説明しました。
外務大臣ペニー・ウォンは、判断のプロセスにおいて
米国務長官とも協議済みであると述べています。
イスラエルの対応
イスラエルのネタニヤフ首相は、この動きを「恥知らず」であり
、「ウサギの穴に飛び込むような行為」と強く非難しています。
駐オーストラリア大使アミール・マイモン氏も、「テロへの報酬」であり、
人質交渉を損なう行動だと警告しました。
アメリカの反応
オーストラリアの発表前、外務大臣ウォンが米国務長官に連絡を
入れていたことが報告されています。
フランスの認識表明に対して、マルコ・ルビオ上院議員は「10月7日の
犠牲者への侮辱だ」と批判し、トランプ前大統領もカナダの行動を
貿易交渉のレバレッジに使おうとしたとの報道もあります。
また、2023年11月以降、バイデン政権は将来的な二国家解決に向けて
パレスチナ国家承認を含めた計画を模索しているとされますが、
今回のオーストラリアの発表に対しては目立ったコメントは出ていません。
まとめ表
国家・主体;反応・立場概要
イスラエル;強い反発:「恥知らず」「テロへの報酬」などと非難
アメリカ;
ルビオ氏などから批判あり。
バイデン政権は二国家案支持だが、今回の発表に明確な支持表明は無し
英国やフランス、カナダなど他の国々の反応!
イギリス(UK)
キーア・スターマー英首相は、「ガザの人道危機が悪化し、
二国家解決の実現性が著しく低下している」と述べ、
2025年9月の国連総会でパレスチナ国家を承認する
方針を表明しました。
ただし、イスラエルが停戦や人道支援の改善など「実質的措置」を
取る場合には、その判断を見直す可能性があるとしました。
この発表に対し、イスラエル側は
「ハマスを“報奨”する行動だ」と猛反発しています。
フランス
エマニュエル・マクロン大統領は、2025年9月の国連総会で
正式にパレスチナ国家承認を行うと明言しています。
また、フランスはサウジアラビアと共催した国連会議で、
二国家解決に向けた国際的な勢いを維持すること、
パレスチナ国家承認を進める意思を改めて示しました。
カナダ
カナダも英国やフランスと並び、パレスチナ国家承認に向けた
動きを見せているG7の一国とされます。
特定の時期については明言されていませんが、2025年9月の
国連総会に向けた国際的な連携の一環と見られています。
その他の国や国際機関の動き
EU内では、スペイン、アイルランド、スロベニア、マルタと
いった国々もすでにパレスチナを承認しており、フランスと
マルタは9月承認の予定と報じられています。
EU外交トップのボレル氏は、二国家解決がイスラエルの
安全保障にもつながるとの見解を示し、EUとして政策の
一貫性を重視する姿勢を示しています。
まとめ表
国・主体:承認予定時期・条件 補足ポイント
イギリス;2025年9月予定、ただしイスラエルの措置次第で変更あり
:停戦・人道支援が前提条件
フランス;2025年9月に正式承認予定、二国家解決への積極推進
カナダ:9月の国連総会に向けた連携の一環として承認の見通しあり
G7の中で一致した動きEUその他諸国
スペイン、アイルランド、マルタなどはすでに承認済み
フランス・マルタは9月承認予定
各国とも、二国家解決の再活性化を国際的に示す重要なタイミングとして
2025年9月の国連総会が重視されているという共通点があります。