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良かれと思って言ったのに…高齢者の自己肯定感を下げてしまう家族のNGワード7選

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家族ができる高齢者の自己肯定感向上サポート

はじめに:何気ない一言が高齢者を傷つけている

「もう歳なんだから無理しないで」

この言葉、高齢の親に言ったことはありませんか?


実は、この何気ない一言が高齢者の自己肯定感を大きく傷つけています


私自身、家族から言われて落ち込んだ経験があります。


今日は、家族が無意識に使ってしまうNGワードをお伝えします。

NGワード①「もう歳なんだから」

 

なぜダメなのか

この言葉は「あなたはもうできない」と決めつけています。

##私が言われた時の本音

新しいことに挑戦しようとした時、息子から
「もう歳なんだから無理だよ」と言われました。


心の中で思ったこと:

「年齢で決めつけないでほしい」
「自分で判断させてほしい」

代わりに言うべき言葉

❌「もう歳なんだから無理しないで」
✅「無理のない範囲で、楽しんでやってみたら?」

NGワード②「危ないから止めなさい」

過度な心配の逆効果

家族の心配は嬉しいものです。
でも、何でも禁止されると「自分は何もできない人間だ」と感じます。

リハビリ仲間の話

80歳の友人は、散歩に行こうとするたびに娘さんから
「転んだらどうするの!」と止められるそうです。

結果:外出が減り、さらに足腰が弱くなる悪循環。

代わりに言うべき言葉

❌「危ないから止めなさい」
✅「心配だから、できることがあれば手伝うよ」

NGワード③「また忘れたの?」

責める言葉の破壊力


物忘れは年齢とともに増えます。
本人が一番気にしているのです。

私の経験
薬を飲み忘れた時、「また忘れたの?しっかりして!」と言われました


感じたこと:

情けない
申し訳ない
自分は駄目な人間だ

代わりに言うべき言葉

❌「また忘れたの?」
✅「一緒に忘れない工夫を考えよう」

NGワード④「私がやるから」

善意が奪う自立心

何でも代わりにやってあげることは、
優しさではなく「できない人扱い」です。


妻との関係で気づいたこと

最近まで、妻に家事を全て任せていました。

でも、できることは自分でやると決めました。

理由:

妻への感謝
自分の役割を持つ大切さ
「まだできる」という自信

代わりに言うべき言葉

❌「私がやるから座ってて」
✅「手伝おうか?一緒にやろう」

NGワード⑤「もう話したでしょ」

同じ話の繰り返しを否定しない
高齢者は同じ話を繰り返すことがあります。
でも、それは大切な思い出だからです。
なぜ同じ話をするのか

記憶に残る大切な出来事
聞いてほしい、認めてほしい
孤独を紛らわせたい

代わりに言うべき言葉

❌「もう何回も聞いたよ」
✅「その話好きだな。もう一度聞かせて」

NGワード⑥「そんなのできるわけない」

可能性を否定する言葉

私がブログを始めると言った時、「79歳でパソコン?無理だよ」
という反応がありました。

でも、妻は違いました。

「やってみなきゃ分からないでしょ」
この違いが、私の人生を変えました。

 

代わりに言うべき言葉


❌「できるわけない」
✅「挑戦する姿勢が素晴らしい」

 

NGワード⑦「いつまで生きるつもり?」

冗談でも言ってはいけない

これは冗談で言われることもありますが、高齢者には深く刺さります。


なぜ傷つくのか

自分の存在価値への疑問
家族の負担になっている罪悪感
生きる意味を見失う

代わりに言うべき言葉

❌「いつまで生きるつもり?」
✅「長生きしてね。あなたがいてくれることが嬉しい」


言葉の裏にある心理

なぜ家族はNGワードを言ってしまうのか

①心配から

怪我をさせたくない
失敗させたくない

②時間がない

忙しい日常
代わりにやった方が早い

③無意識

悪気はない
むしろ善意

家族に知ってほしいこと
高齢者が本当に求めているもの

能力を信じてほしい
自分で決めさせてほしい
失敗する権利がほしい
一人の人間として尊重してほしい

まとめ

7つのNGワード:

「もう歳なんだから」
「危ないから止めなさい」
「また忘れたの?」
「私がやるから」
「もう話したでしょ」
「できるわけない」
「いつまで生きるつもり?」

共通点:

すべて「あなたはできない人」というメッセージを含んでいます。

大切なこと:

言葉は選べます。

少しの意識で、高齢者の自己肯定感は大きく変わります。


次回は「自己肯定感を高める具体的な言葉がけ」をお伝えします。

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