大掃除「衛生掃除」の風景

戦前の写真ですが、昭和20年代は子供も手伝い、
町内上げて大掃除、衛生掃除が行われていました。

大掃除は、町内一斉に行われた、ひと昔前の夏の風物です。

大掃除は「煤払い」とも称して、明治以前から広く一般家庭で行われていましたが、
その時期は年末であり、新年迎えの年中行事的色彩の強いものでした。

明治になるとそうした煤払い以外に、コレラを主とした疫病対策の目的で、
7~10月の夏場に行われるようになります。

明治13(1860)年に内務省の指示により各府県に衛生課が設置され、その指導の下、
京都市内では各学区ごとに衛生員が設置されました。

昭和に入ると、「衛生掃除」ともいわれ、年中行事化し、夏の風物詩のようになります。

衛生掃除の時に店を開けていると肩身が狭かったといわれるように、
昭和になれば全戸参加の行事でした。

1.手伝い人か 手拭いを被っています。
 手伝いの人は、テッタイサンといって、出入りの大工さんなどに頼んで数人に来てもらっていました。
2.トムシロを干す。
3.畳をはたく。
4.シュロ製の手箒 ほこりをはらう。
5.丸太 畳を置く土台とする。
 丸太を2本敷いて、その上に畳を立て掛けています。
 畳と畳の間にはかまぼこ板などを挟んで、風通しを良くしました。
6.リンゴ箱 この上に畳を置いてはたく。

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